私は、旧公認会計士二次試験合格後により、監査法人に入って公認会計士登録をし、その後、税理士法人を経て税理士登録まで進むことができました。
これにより独立開業の道が開け、自分の人生の選択肢が大きく広がりました。
当初、簿記3級を持っていた位で、税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験勉強中に方向転換して、旧公認会計士二次試験を挑戦したのは、今考えると、無謀なチャレンジだと思います。
でも、一度しかない人生なので、周りが何と言おうと、自分の中に確信があり、それをやりきる自信があるなら挑戦すべきです。自分に言い訳して挑戦しないのは、本当にもったいないことだと思います。
「艱難汝を玉にす」という言葉があります。
故事ことわざ辞典によると、「人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長する」という意味らしいです。
周りから見たら無謀な挑戦でも、当時、私には合格の確信と自信がありましたし、実際やりきって結果が出たので、本当にチャレンジしてよかったと思っています(立派な人間かどうか別にして…)。心底そう思います。
私は、若い後輩等に、あとからいくらでもやり直しがきくので、玉砕覚悟であえて難しいことに挑戦してみたらと言うようにしています。特に、やりたいと常に口にしながら、最初の一歩がなかなか踏み出せない人には、だったら今日から死ぬ気でやれ、と言います。
いまそのようなことを言うとパワハラと言われかねない時代ですが、その人に後悔する人生を送ってほしくないので、愛情の裏返しで厳しいことを言っているのです。
このブログを見ていただいている方で、起業または独立開業を考えているけど、なかなか踏み出せないという方もいると思います。
成功する確信とやりぬく自信があるなら、行動を起こしたほうがよいと思います。
何から手を付けたらいいか分からないという人は、まず、家族を説得してみてください。
家族を説得できる材料と情熱がないなら、銀行や顧客も説得できません。
私は旧公認会計士二次試験に挑戦した際、お金がなく、時にホームレス寸前のぎりぎりの生活をしながら、目標を達成しました。お金がない時のつらさやその楽しみ方も十分に分っています。
そのような私ですので、起業または独立開業を考えている皆様に対して、親身になって、全力でサポートできると思います。
そのアプローチについては、また次回以降に書きます。